入社時は、ケイジリヤ工程で主に溶接によって着くスパッタを取り除く作業、溶断にバンドを溶接する作業、乾燥機を作る作業をしていました。その作業後、シェル工程で仮付け溶接された半組シェルの本溶接を行い、現在はシェル工程での半組みシェルの本溶接を、外国人の新人に教育しています。

普段常に心がけていることはふたつあります。ひとつは、「理解でき……続きを読むないことは必ず先輩に聞く」ということ。作業全体を理解していないまま着手すると、不良を出してしまう可能性があるだけでなく、ケガに繋がることがあり危険だからです。もうひとつは、「自分にできるか不安な作業でも挑戦する」ということ。まず行動しないことには何も始まりませんから、不安な気持ちから一歩踏み出し挑戦することが大事です。

外国人の新人教育は大変ですが、感動も多くあります。溶接の作業を教育していますが、その人の体の大きさや、柔軟性によって腕の角度などが変わります。それぞれのクセをよく見て、試行錯誤しながら教育している分、良い製品ができた時の感動はとても大きいです。

今までに得た気づきは、たくさんあります。どうすれば良い製品を作れるのかということを常に意識しながら作業すれば、どの作業も早く覚えられること。良い製品を作るためには、作業者の技術だけでなく、環境や設備の面からのアプローチも大切だということ。気づきがひとつずつ増えるにつれて、良い製品を作りたいというモチベーションも高まっています。

入社したばかりでまだまだ経験は浅いですが、イカイに入社したからには将来は職場をまとめられるリーダーの役目を務めたいです。まずは先輩から任せられた仕事を確実にこなし、ひとつずつ経験を積んでいくことから始めようと思います。